軽貨物コンパス

成田市のチャーター便(軽バン貸切)料金の目安2026

公開日: 2026/10/30 / 更新日: 2026/10/30

はじめに — チャーター便は「1台をどれだけ使うか」で決まります

チャーター便は、お荷物1個ごとではなく、軽バン1台を貸し切ってお運びする頼み方です。 掲載業者 株式会社ブーストの公式の料金の説明では、「軽貨物のチャーター便は、荷物1個ごとではなく軽バン1台をどれだけ使うかで決まります」と書かれています。 赤帽首都圏軽自動車運送協同組合の料金案内では、料金は「距離制」「時間制」「引越し」の3種類で、距離制は「走行距離(実際に荷物を積んで走った距離)で計算します」とあります。 このため、成田市から出す場合は「成田市のどこで積み、どの高速の口から、どこまで走るか」が、そのまま料金になります。

このページでは、成田市から出る道と、東関東自動車道 成田インターチェンジ・圏央道 下総インターチェンジからの距離を出どころつきで並べ、2つの業者が公開している料金の式に当てはめて編集部が計算しました。 ほかの頼み方との違いや、軽貨物の料金全体の目安は軽貨物の料金の目安2026をご覧ください。


成田市から出す道

道・拠点 所在 中身
東関東自動車道 成田インターチェンジ(成田IC/JCT) 千葉県成田市大山614 国道295号に接続。新空港自動車道の起点。高谷JCTから44.9km(1972年8月19日 供用開始)
新空港自動車道 新空港インターチェンジ(新空港IC) 千葉県成田市古込 成田国際空港への高速道路での出入口。流出ランプは「第1ターミナル・貨物地区」方面と「第2・3ターミナル」方面に分かれる。成田ICから3.9km
東関東自動車道 大栄インターチェンジ(大栄IC) 千葉県成田市南敷 国道51号に接続。高谷JCTから56.6km(1985年2月27日 供用開始)
首都圏中央連絡自動車道 下総インターチェンジ(下総IC) 千葉県成田市青山字富ノ木65-8 千葉県道63号成田下総線に接続。茅ヶ崎JCTから192.1km(2015年6月7日 供用開始)
大栄ジャンクション(大栄JCT) 千葉県成田市吉岡 東関東自動車道と圏央道をつなぐ。圏央道の大栄JCT〜多古IC間は2026年11月7日の開通予定で、この記事の日付ではまだ通れません
国道51号 成田市内を通る 北は香取・潮来・鹿嶋・水戸方面、南は佐倉・四街道・千葉方面
国道295号(空港通り)・国道296号・国道356号・国道408号・国道409号・国道464号 成田市内を通る 市内を通るほかの国道
成田市公設地方卸売市場(成田市場) 千葉県成田市天神峰80-1 青果、水産物。2022年1月20日に天神峰へ移転して開場。場内で検疫・通関などの輸出手続きを1か所で済ませられる市場
野毛平工業団地 千葉県成田市新泉 工業団地。京成成田駅東口から野毛平工業団地第5までの路線バスがある

(出どころ …ウィキペディア「成田インターチェンジ」「新空港インターチェンジ」「大栄インターチェンジ」「下総インターチェンジ」「大栄ジャンクション」「東関東自動車道」「成田市」「成田市公設地方卸売市場」「新泉 (成田市)」、農林水産省「地方卸売市場一覧」 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sijyo/info/attach/pdf/chihou-204.pdf 。いずれも2026-10-30 取得)

ウィキペディア「成田市」は、成田市や近隣の市町村(芝山町・多古町・横芝光町)に多くの物流基地が進出していると記し、市内には野毛平工業団地・豊住工業団地・大栄工業団地と、物流団地の成田新産業パークがあるとしています。 成田市から高速へ乗る口は、東京・千葉の方面なら成田IC、香取・潮来の方面なら大栄IC、つくば・埼玉・多摩の方面なら圏央道の下総ICと、行き先で分かれます。 同じ成田市内でも、積み地からどの口へ向かうかで一般道の距離が変わりますので、見積りの際は積み地の町名まで業者へお伝えください。


距離の目安(成田IC・下総ICから)

距離は、ウィキペディアのインターチェンジの表にある「起点からのキロ数」の差です。 東関東自動車道は「高谷JCTから(km)」、圏央道は「茅ヶ崎JCTから(km)」の値を使い、同じ道路の上の2つの口どうしの差だけを計算しています。直線距離や地図からの推定は使っていません。

東関東自動車道(成田ICから・成田ICは高谷JCTから44.9km)

行き先(口) 口の所在 高谷JCTからのキロ数 成田ICからの距離 計算(編集部の計算)
千葉北IC(千葉県の県庁所在地 千葉市・国道16号に接続) 千葉県千葉市稲毛区長沼原町177 18.8km 26.1km 44.9 − 18.8 = 26.1km
潮来IC(茨城県潮来市) 茨城県潮来市延方3929 74.5km 29.6km 74.5 − 44.9 = 29.6km
高谷JCT(首都高速湾岸線・東京外環自動車道へ接続) 千葉県市川市高谷 0.0km 44.9km 44.9 − 0.0 = 44.9km

圏央道(下総ICから・下総ICは茅ヶ崎JCTから192.1km)

行き先(口) 口の所在 茅ヶ崎JCTからのキロ数 下総ICからの距離 計算(編集部の計算)
つくばJCT(常磐自動車道へ接続) 茨城県つくば市梶内 158.2km 33.9km 192.1 − 158.2 = 33.9km
久喜白岡JCT(東北自動車道へ接続) 埼玉県久喜市下早見 105.8km 86.3km 192.1 − 105.8 = 86.3km
八王子JCT(中央自動車道へ接続) 東京都八王子市裏高尾町 38.2km 153.9km 192.1 − 38.2 = 153.9km

(出どころ …ウィキペディア「東関東自動車道」インターチェンジの表〈千葉北IC 18.8・成田IC/JCT 44.9・潮来IC 74.5、いずれも高谷JCTから〉、ウィキペディア「首都圏中央連絡自動車道」茅ヶ崎JCT - 木更津JCT間の表〈八王子JCT 38.2・久喜白岡JCT 105.8・つくばJCT 158.2・下総IC 192.1、いずれも起点から〉、各インターチェンジ・ジャンクションの記事〈所在〉、ウィキペディア「千葉市」〈県庁所在地〉。2026-10-30 取得)

圏央道の茅ヶ崎JCTから大栄JCTまでは開通している区間で、下総ICから八王子JCTまでは同じ道のまま走れます(ウィキペディア「首都圏中央連絡自動車道」)。 潮来ICの先、潮来IC〜鉾田IC間はまだ開通していないため、東関東自動車道の距離は潮来ICまでで止めています。

この距離は高速の口から口までです。 実際の走行距離には、積み地から成田IC・下総ICまで、降ろし先の口から降ろし先までの一般道が加わります。 業者の料金は実際に走った距離で決まりますので、下の金額は「少なくともこれだけ走る」場合の下の端の試算としてご覧ください。


料金の例(2つの業者の公開料金で編集部が計算)

使った料金の式

掲載業者 株式会社ブーストの公式の料金(https://www.logi-boost.org/estimate 2026-10-30 取得)

  • 「1回の配送(軽バン詰め放題)基本 8,000円(50kmまで)。50kmを超えた分は 1kmあたり 250円を足します。」
  • 「1日貸切 50,000円から(150km・8時間まで込み)。超えた分は 1kmあたり 200円、1時間あたり 4,000円です。」
  • 「深夜(22時〜翌5時)1回の配送は 3,000円の割増。1日貸切で深夜を含む場合は 60,000円からです。」
  • 「現地でのお待ち時間 90分までは頂戴しておりません。超えた分は 30分ごとに 2,000円です。」
  • 「高速料金や駐車料金など、この概算に入っていないものもございます。」

赤帽首都圏軽自動車運送協同組合の料金案内(https://shutoken.akabou.jp/fare/ 2026-10-30 取得。全国の赤帽の料金案内 https://www.akabou.jp/price/ で「千葉」を選ぶと、このページへ案内されます)

  • 距離制運賃(1km未満四捨五入・税込)「20km迄 5,500円」「21km〜50km迄:1kmにつき 242円」「51km〜100km迄:1kmにつき 187円」「101km~150km迄:1kmにつき 154円」「151km以上:1kmにつき 132円」
  • 時間制運賃(税込)「2時間貸切・20km迄 6,050円」「超過時間:30 分迄毎に加算 1,375円」
  • 運賃割増「休日割増(日曜・祝日)2割増」「深夜・早朝割増(午後10時〜午前5時迄)3割増」
  • 地区割増料金「東京都特別区(23区)・大阪市 440円[税込]」(発地・着地のいずれかが該当する場合)

成田IC・下総ICからの距離に当てはめた額

行き先(口) 距離 株式会社ブースト(1回の配送・昼間) ブースト(税込・×1.1) 赤帽首都圏(距離制・平日昼間)
千葉北IC(成田ICから) 26.1km 8,000円(50kmまで) 8,800円 6,952円(26km:5,500+6km×242円)
潮来IC(成田ICから) 29.6km 8,000円(50kmまで) 8,800円 7,920円(30km:5,500+10km×242円)
つくばJCT(下総ICから) 33.9km 8,000円(50kmまで) 8,800円 8,888円(34km:5,500+14km×242円)
高谷JCT(成田ICから) 44.9km 8,000円(50kmまで) 8,800円 11,550円(45km:5,500+25km×242円)
久喜白岡JCT(下総ICから) 86.3km 17,075円(8,000+36.3km×250円) 18,782円 19,492円(86km:5,500+30km×242円+36km×187円)
八王子JCT(下総ICから) 153.9km 33,975円(8,000+103.9km×250円) 37,372円 30,338円(154km:5,500+30km×242円+50km×187円+50km×154円+4km×132円)

※株式会社ブーストの料金は税別です(同社の公式のページに税込の額が併記されています)。赤帽の運賃は税込です。比べやすいよう、ブーストの額に1.1を掛けた税込の額(円未満は四捨五入・編集部の計算)を添えています。

(すべて編集部の計算です。お待ち時間なし・1台・高速料金と駐車料金は含みません)

計算の断り書き

  • 株式会社ブーストの式は、ページに1km未満の扱いが書かれていないため、小数のキロをそのまま掛けています。同社のページの例(95kmで19,250円、150kmで33,000円)と同じ式です。同社の料金は税別です(公式のページに税込を併記)。
  • 赤帽首都圏の式は、ページの表を「20kmまでは5,500円、21km目からは区分ごとの1kmあたりの額を足していく」と編集部が読んで計算しています。1km未満は同組合の記載どおり四捨五入しています(26.1km→26km、29.6km→30km)。
  • 高谷JCTの先、首都高速を通って東京都特別区(23区)で降ろす場合は、赤帽首都圏では地区割増料金440円(税込)が加わります。
  • どちらの業者も、深夜・休日の扱いが上の金額とは別に決まっています(株式会社ブーストは深夜3,000円の割増、赤帽首都圏は深夜・早朝3割増・休日2割増)。

この表は2つの業者の公開料金で計算した例で、成田市の業者全体の水準を示すものではありません。 上の表の行で見ると、29.6kmまでの行は赤帽首都圏の式が低く、33.9km〜86.3kmの行は株式会社ブーストの式が低く、153.9kmの行は赤帽首都圏の式が低く出ています。 距離によって低く出る業者が入れ替わりますので、実際の走行距離で両方の見積りをお取りください。最新の条件は、それぞれの公式のページでお確かめください。

1日に何か所も回る場合

株式会社ブーストの公式の料金には「1日貸切は 50,000円で 150km・8時間まで込みです。1回だけのお届けなら 1回の配送(50kmまで8,000円)の方が安く、1日に何か所も回るなら 貸切の方が安くなります。」とあります。 成田空港の周りの物流基地や工業団地から、千葉・つくば・埼玉の方面へ何か所か回って戻るような日は、1回の配送を積み上げる形と1日貸切の形の両方で見積りをお取りください。


頼む前に確かめること

業者の公開料金のページに書かれている項目から、成田市から出すときに確かめておきたいものを並べました。

  • 積み込み・積み降ろしにかかる時間 …赤帽首都圏では「積込、積降が30分を超えた場合、以降15分迄毎に」550円(税込)が加わります
  • 現地での待ち時間 …株式会社ブーストは90分まで無料・超えた分は30分ごとに2,000円、赤帽首都圏は「待機時間が30分を超えた場合、以降30分迄毎に」1,100円(税込)です
  • 高速料金・駐車料金 …株式会社ブーストの概算には入っていません。成田IC・大栄IC・下総ICのどこから乗るか、高速を使うかどうかを、先に業者と決めておくと見積りが揃います
  • 時間帯と曜日 …22時〜翌5時にかかるか、日曜・祝日か。割増の掛かり方が業者ごとに違います
  • 荷物の大きさと重さ …赤帽首都圏の料金は積める重さの上限350kgの車での案内です。株式会社ブーストは1台に載り切らない場合は2台で出すこともできるとしています
  • 作業の中身 …赤帽首都圏では、引越業務と同等の作業を要する配達は引越運賃料金またはそれに準拠した料金になります
  • ご同乗の有無 …株式会社ブーストでは荷主様のご同乗は2,000円です

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よくあるご質問

Q. 成田市から埼玉の久喜方面まで軽バンを貸し切るといくらくらいですか

圏央道の下総IC〜久喜白岡JCTは86.3kmです(ウィキペディア「首都圏中央連絡自動車道」の起点からのキロ数 192.1−105.8 による編集部の計算)。 この距離を公開料金に当てはめると、株式会社ブーストの1回の配送で17,075円、赤帽首都圏の距離制で19,492円です(いずれも編集部の計算・高速料金は別)。 積み地から下総ICまで、久喜白岡JCTの先の降ろし先までの距離が加わります。

Q. 成田市から千葉市方面の近い距離だと、どの頼み方が安いですか

成田IC〜千葉北ICの26.1kmなら、赤帽首都圏の距離制は6,952円、株式会社ブーストの1回の配送は「50kmまで 8,000円」です(編集部の計算)。 この距離では赤帽首都圏の式の方が低く出ます。ただし作業時間・待ち時間の扱いが違いますので、両方の条件で比べてください。

Q. 高速料金は料金に含まれますか

株式会社ブーストの公式の料金では「高速料金や駐車料金など、この概算に入っていないものもございます」とされています。 成田ICや下総ICから高速に乗る場合は、高速料金を別に見込んでください。

Q. 夜中や日曜に頼むと高くなりますか

株式会社ブーストは22時〜翌5時にかかる1回の配送に3,000円の割増、赤帽首都圏は深夜・早朝(午後10時〜午前5時迄)に3割増、日曜・祝日に2割増です。 赤帽首都圏では、休日と深夜が重なる場合はどちらかの割増を適用するとしています。

Q. 圏央道で成田市から東金・木更津の方面へは行けますか

この記事の日付(2026-10-30)では、圏央道の大栄JCT〜松尾横芝IC間は開通していません。 ウィキペディア「東関東自動車道」によると、大栄JCT〜多古IC間は2026年11月7日の開通予定です。開通後の距離と料金は、改めて業者へお確かめください。


関連するページ

※ 当メディアは株式会社EST FORTが運営しており、株式会社ブーストとは資本関係がありません(代表取締役は同一です)。株式会社ブーストの料金は、同社の公式のページの記載をそのまま引いています。


このページの成田市の道と拠点は、ウィキペディア・農林水産省の記載から写しています。距離は東関東自動車道と圏央道のキロ数の差、料金は各業者の公開料金の式を使った編集部の計算です。