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自社配送を外へ委託するとき2026 | 何が固定費から外れて、何が残るか
公開日: 2026/8/23 / 更新日: 2026/8/23
- 荷主向け
- 外注化
- 自社配送
- 定期便
- コスト構造
- 2026年版
はじめに — 効くのは「売れない日も費用が出るか」でございます
自社の車と人で運んでおられる会社が、外へ出すかどうかを考えるとき。 比べるべきは 1件あたりいくらか では在りません。
自社便は、荷物が無い日も 車と人の費用が出ます。 委託は、動いた分だけでございます。
⇒ 荷物の量が月によって振れる会社ほど、委託が効きます。 ⇒ ⇒ 逆に 毎日きっちり満載で回っている会社は、自社便の方が安いことがございます。
この記事は、その判じ方をまとめたものでございます。 数字は当メディアの軽貨物の料金相場2026から引いており、 他社の料金も、自社便の実額も、1つも作っておりません。
第1章: 委託にすると 何が固定費から外れるか
| 費目 | 委託にすると | 目安(当メディアの相場記事より) |
|---|---|---|
| 車両費 | 外れます | 業者リースで月5-8万円(初期費用ゼロ・整備込み) |
| 燃料費 | 外れます(多くは料金に含む) | 週5稼働で月3-7万円 |
| 人件費 | 外れます | 業者側では売上の40-55%を占める部分 |
| 保険 | 外れます | 賠償責任・車両保険 |
| 許認可の維持 | 外れます | 関東運輸局への届出など |
| 採用・教育 | 外れます | 求人広告費・入れ替わりの手当て |
⚠️ 右の列は「業者側の原価の目安」でございます。 御社の車1台あたりの額とは違います。当メディアの相場記事から引いた 業者側の構えの数字を、比べる手がかりとして並べたものでございます。 御社の実額は、御社の帳簿からお出しください。
💡 見落とされやすいのは いちばん下でございます。 人が辞めたときの穴は、自社便では自社で埋める要がございます。 委託では 相手側の仕事になります。
1-1. 外れずに 残るもの
- 荷物の情報を整えること(伝票・数量・届け先)
- どこへ何を いつ届けるかを決めること
- お客様への窓口(不着・遅延のご連絡)
⇒ **「丸ごと無くなる」ではございません。**手配と管理は残ります。
第2章: いくらで比べるか
委託側の相場は、続けて頼むなら 定期便の帯でございます。
| 1日あたりの拘束 | 関東圏内・荷主側相場目安 |
|---|---|
| 4-6時間(短ルート) | 15,000-22,000円/日 |
| 8時間(標準ルート) | 18,000-28,000円/日 |
月額に直すと(週5日・月20稼働日)…… 短ルート 30-44万円/月、標準 36-56万円/月。
⇒ 自社便1台ぶんの費用(人件費+車両+燃料+保険+採用)と、この帯を並べてください。 1台ぶんが この帯を下回っているなら、自社便の方が安うございます。
⚠️ ただし 稼働率で逆転します。 自社便の費用は 荷物が無い日も出ます。 月の稼働が読めない会社ほど、委託の方が実額は下がります。
第3章: 切り替えるときの順
一度に全部を切り替える要はございません。
- いちばん振れる線から出す(季節で量が変わる方面・臨時の便)
- 数か月 走らせて 実額を見る(見積りではなく請求で見ます)
- 合えば 常設の線へ広げる
- 自社便は 読める分だけ残す
⇒ 「全部 自社」か「全部 委託」かの二択では在りません。 多くの会社は 混ぜておられます。
第4章: 委託先に確かめる5つ
続く契約になりますので、当メディアの相場記事にある確認事項をそのまま置きます。
- 軽貨物運送業の関東運輸局 届出番号を提示できるか
- 賠償責任保険(車両・荷物・対人対物)の加入証明を提示できるか
- 燃料費・高速代・待機料の請求条件を契約書に明記しているか
- ドライバー1人あたりの 1日の稼働件数に上限を設けているか
- 安全管理者(2025年4月に制度化)の選任を明示しているか
あわせて、量が増減したときの扱い(繁忙期に台数を足せるか・閑散期に減らせるか)は 自社便から切り替える場合にとくに効きます。
ブーストの公開情報(EST FORTグループ・資本関係なし)
参考として、当メディア運営会社の関連法人の公開情報を置きます。
継続のお取引をお受けしております。 決まった所へ毎日お運びする形も、 週に何度かの形も承っております。続くお取引の建て方は 内容によって別に組まれます ので、下の数字は 1回ごと(都度)の公開料金としてご覧ください。
- 1回の配送 …… 50kmまで8,000円/超過は1kmあたり250円
- 1日貸切 …… 50,000円から(150km・8時間まで込み)
- お待ち時間 …… 90分まで無料・超過は30分ごとに2,000円
配送・搬入・組立・養生を一社で完結する形をとっており、車両は自社20台、協力会社13社。 対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を中心に、チャーター便は8都県。 定時到着率98.5%、最短3時間で手配(2026年7月時点)。
よくあるご質問
Q. 自社便と委託は どちらが安いのですか
稼働率で入れ替わります。毎日きっちり満載で回っているなら自社便、月によって量が振れるなら委託の方が実額は下がります。自社便は荷物が無い日も費用が出るのが効きます。
Q. 委託にすると 何が要らなくなりますか
車両費(業者リースで月5-8万円が目安)、燃料費(週5稼働で月3-7万円が目安)、人件費、保険、許認可の維持、採用と教育でございます。人が辞めたときの穴を埋めるのが相手側の仕事になります。
Q. 逆に 何が残りますか
荷物の情報を整えること、届け先と時間を決めること、お客様への窓口でございます。手配と管理は残ります。
Q. 一度に全部 切り替える要はありますか
ございません。いちばん振れる線から出し、数か月 実額を見てから広げるのが確かでございます。多くの会社は自社便と委託を混ぜておられます。
Q. 委託の相場はいくらですか
続けて頼む場合は8時間 18,000-28,000円/日(月20稼働で36-56万円/月)が関東圏の目安でございます。短ルート4-6時間なら15,000-22,000円/日でございます。
Q. 繁忙期だけ台数を増やせますか
事業者によります。自社車両を持つ会社と、協力会社の網で受ける会社とで融通の効き方が違いますので、切り替える前に確かめておいてください。
本記事の数字は、当メディアの軽貨物の料金相場2026から引用しております。 ※『ブースト本体ベンチマーク』はEST FORTのグループ会社(資本関係なし)の公開料金・公開実績でございます。